さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる

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作者

エックハルト・トール (著),飯田 史彦 (監修),あさり みちこ (訳)

内容

お金や地位や名誉などいわゆる物質的な勝利の追求にすぐ疲れてしまうあなた。何かに行きづまって、つらい、くるしい、かなしいと感じているあなたこそ、「さとり」の一歩手前にいる人なのです…。万人のためのさとり方Q&A。

ポイント

思考は本当の自分ではない。人間の思考はデフォルトとしてネガティブである。原始時代、危険が多い環境では何事もネガティブに考えないと生き残ることができなかった。(あの茂みに天敵がいるかも…このキノコは毒があるかも…)ネガティブに考えて危険を回避できた者だけが今も生き残ることができている。

思考を客観的にみることが重要。しかし人は無意識にも一日に6000回の思考を行っている。さらにこの思考が感情を左右させる。思考がネガティブになり、感情がネガティブになると心が病んでいく。そのため最初の段階(思考の段階)で食い止めることが重要

どう食い止めるか

今に集中する。すべてのネガティブは過去や未来にある。(例えば日曜の夜に明日の仕事が嫌になる。過去の失敗を悔やむ。)どんな時も思考と感情を観察する。思考は本当の自分ではないことを理解する。客観的に思考している自分を観察する。

瞑想の大切さ

毎日瞑想を行う。数分間でも瞑想を行い、今に集中してみると、必ず思考が生まれる。しかしこれは仕方のないことだと理解して、無理に思考を消そうとせず、それを第三者目線で観察する。この瞑想を毎日続けることで思考は本当の自分ではないことが理解できるようになる。人間の使われない機能が衰えるように(例えば、寝たきりでは身体が動かなくなる。定年を迎えて頭を使わなくなるとボケる)、無駄な思考は浮かばなくなる。結果ネガティブになることが減る。

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